・信州あべ川餅 福田屋本店 イチオシメニュー
福田屋の歴史は1918(大正7)年、初代・佐野竹一が下諏訪に店を構えたことに始まります。諏訪大社の神事・御射山祭での神職であった「古生会」の一員であった福田屋が、何か御射山祭でのお祭りのお土産にしようと考案されたのが「御射山餅」です。原点は竹一の母が静岡県の安倍川餅名産の生まれで、竹一の原点の味わいだったことがルーツになります。福田屋の代名詞となる御射山餅はこの時に生まれたのです。全国に1万社の御分社を持つ、諏訪大社のお膝元、下諏訪町。まちの人々が幼い頃から食べているのが、福田屋のあべ川餅。あべ川餅と言えば「福田屋」というほど町の人に愛されています。そして諏訪大社の夏の風物詩といえば 下諏訪の人々がこぞって食べるのが福田屋の御射山(みさやま)餅!気がつくと、どの家の居間にも福田屋の御射山餅が‥‥。実はこれ、あべ川餅=御射山餅なのです!信州のあべ川餅は平べったくて、大きめのサイズできな粉のみ。きな粉の芳醇な香りが口いっぱいに広がる素朴さはお年寄りから小さな子まで大好きな味わい。他店におろすことなく、本店のみで販売している福田屋原点の味です。3代目充敬は、製菓学校を卒業後、青山の名店で修行を積み福田屋に戻ってきます。福田屋伝統の技と青山で修行したアイデアをいかし、「御柱街道」をはじめ「生クリーム大福」など次々に新しい商品を生み出しました。
福田屋の伝統を守りながら、新しい試みにもチャレンジしています。
・信州あべ川餅 福田屋本店 こだわり
福田屋の菓子作りの理念は『手作り』と『素材選び』です。直接肌で餅に触れ、夏なら水分を減らし冬なら加水してやわらかくするなど、手の感覚と感触で知るあんばいを大切にしています。また素材選びにも妥協しません。おいしいものを作るには素材が大切!シンプルな餅菓子だからこそ素材の良さがいきてきます。そして、菓子・餅作りの根底にあるのが『感謝の心』。敬老会には新米を用いて年配者に敬意と感謝の気持ちを込めます。誕生餅は一生に一度のことなので、心を込めて寿の文字を筆書きで入れています。おいしいものを作ることで社会貢献したい!
多くの人に喜んでらえる商品作り、おいしいものを提案し続けたいというのが福田屋の願いです。これが長野県全域の名物に、そして全国の名物になればと考えます。
・信州あべ川餅 福田屋本店 店舗情報詳細